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2012/6/14

応急手当について

気がつけば6月も半分を過ぎようとしていますね・・・

恐ろしく月日が経つのが早く感じるということは、歳をとった証でしょーか・・・(-_-)

しかし今年は今の所、雨が少ないですね〜。

まだカラッとしてて、暑さもまだマシですね(^O^)


さて、本題ですが表題の応急手当について・・・

スポーツをしている時や、歩いていて踏み外したりした時などに足首をグキッ!・・・

と捻ってその場に座り込む、足首が見る見るうちに紫色に腫れ上がる・・・

いわゆる「足首の捻挫」を多くの方が経験されたことがあるかと思います。

ではこのような時の応急手当はどうすればよいか?

行うべき基本的な処置として、「ライス(RICE)処置」というものがあります。

「ライス(RICE)」とは、

①Rest(安静)
②Icing(冷却)
③Compression(圧迫)
④Elevation(挙上)

の頭文字を取ったものです。

これらの処置は、痛みを和らげて皮下出血や浮腫による腫れ、

炎症を最小限に抑えて患部の安静を保つのに適しています。


ライス(RICE)処置を具体的に例えると、安静にして、

アイシング(氷のうなどで腫れが治まるまで常に患部を冷やす、入浴は控えて軽いシャワー程度にする)を行い、

患部の圧迫固定(包帯やテーピングなどで患部に圧を加えて固定、保護する)をし、
心臓よりも高い位置に足を上げる(横になり、座布団などを足の下にかましておく)

というような処置を行うことです。

※注意:ちなみに湿布はアイシングになりません!

    必ず氷のうのようなもので冷やしてください!(氷のうが望ましいです)


これらの処置を捻挫した初期に行ったかどうかで、治るまでの期間が長くなってしまったり、

痛みが取れた後も浮腫や関節の動きが悪いなどの悪影響が残ってしまうことがあります。

また、見た目からは単なる捻挫だと思っていても、実は骨折していたり、

靱帯が切れてしまっていることもあります。

そのような場合に適切な処置を怠ると、のちに足首が変形してしまったり、

関節が緩くなってしまったりして、日常生活に支障をきたすこともあります。


単なる捻挫!・・・と軽くみないで上記の「ライス(RICE)処置」を行ったあと、

必ず医療機関や整(接)骨院を受診するようにしてください。