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2015/12/9

鼠径部(そけいぶ)の痛みの原因

日が短くなってきましたね

もう今年もあと少しですが、今年中にやることはまだ山積み!(゜o゜)

今年中に終わらせるよう頑張らねば・・・!

さて、先週から鼠径部の痛みを訴えて来院された方が何名か続きました

歩くと痛い、ゴルフをしてから痛い・・・などなどの症状

鼠径部とは脚の付け根の辺り、写真のオレンジの丸のところです

鼠径部

この痛み、人によっては股関節が痛いと表現する方もおられますが

レントゲンや各種検査で股関節の中の器質的な部分(軟骨や関節唇、骨そのもの)に問題がない場合

その原因は骨盤とおなか周りにあることが多いです

施術するにあたっては、そこだけを診るわけではありませんが

たいてい骨盤の動きが悪く、歪んだりつまった状態になってしまっています

・・・じゃあなぜ、そのように骨盤が歪んでくるのか?

ということが根本の問題になってくるのですが

それは体の連動性が関連していて、書きだすとキリがないのでここでは省きます

まあ、簡単に言うと人それぞれで生活習慣や仕事、スポーツなどで

まちまちで一概には言えず、原因は様々あるということ

でもこの症状は比較的女性の方が多い気がします

そこには骨盤の形の性差や、出産、筋肉量の違いなどが関係していると思われますが

女性の場合、このような骨盤の歪みは生理痛にも影響を及ぼします

また、サッカー選手など走るスポーツをする人にもよく見られる症状で

これを「鼡径部痛症候群」といいます

脚の付け根の辺りが痛いという方は、股関節や骨盤の状態を

自分でとりあえず簡単にチェック!

写真のように脚を反対の膝の上に乗せて開いてみましょう

パトリック

この女性は右の股関節の痛みと右腰の違和感を訴えておられました

明らかに右脚の開きが悪く、ひっかかっているのがわかると思います

まだこの程度なら全然ましな方ですが

まずはこの骨盤に施術を

そしてもう一度チェック

パトリック後

開いているのがわかります

もちろん骨盤以外にもアプローチはしますが

ほんの少し施術をするだけで

つまっていた骨盤をリセットすることで関節の可動域が広がり

脚をマッサージなんてしなくても、筋肉の緊張が緩んで痛みや違和感も軽減されます

鼠径部の痛みや違和感がある方は、まず脚を組むチェックを!