最近、耳にする機会が増えた「筋膜リリース」という言葉ですが
ようするに
緊張している、あるいは癒着してしまった筋膜を元通りに動くようにすることを指します
身体の組織は皮膚や真皮、脂肪、筋膜、筋肉など
それぞれが重なるように隣り合っています
イメージ的にちょうどこんな感じ、、、↓
このミルクレープのように何層も重なっているようなものと
考えていただくとわかりやすいかもしれません
それぞれの層が滑るように動くことで
身体をスムーズに動かせることができます
ここで各組織の柔軟性や滑りが良くないと
肘や膝などを曲げることすらできないのは
わかっていただけると思います
骨折などで手術をしたあと、長期間同じ格好でギプス固定をして
肘などを曲げ伸ばししにくくなったような経験はありませんか?
それはこれらの滑走不全や組織の癒着によるものが原因となっています
骨折は極端な例ですが
日常生活やスポーツでの偏った動作でも滑走不全を起こすことで
痛みが出たり、関節の可動域制限が出る事で
他の身体の部分にまで影響を及ぼしたりすることもあります
器具を使う、徒手的にリリースする(はがす)のは
結構な痛みがありますがそれに見合う効果があり
劇的に改善することもよくあります
表面的な気持ちのいいマッサージだけで
改善することはありません
結構な痛みがあるのできちんと説明したあとで
嫌われるのを覚悟でやっています(笑)
自分でできるリリースのやり方として
トップアスリートもセルフケアに使う
トリガーポイントを使う方法についてもお教えしています