トンボが飛んでいるのを見かけると
夏の終わり、秋の足音を少しずつ感じます(*^_^*)
そういえば、うちのカブトムシも天国に召されていきました・・・(T_T)
さて
先日来院された患者さん
「人差し指が曲げ伸ばしをすると、痛みがあって
完全にグーの状態にできず、チョキで中指と離す動作もあまりできないんです」
問診をすすめていくと、数ヶ月前に指を突いた出来事があり
その時に整形外科でレントゲンを撮ってもらった結果
「骨に異常はなし」と言われたので「そのままにしておけば治るだろう」と考えて
ほったらかしにしていたけども、全然よくならない・・・というものでした
触って検査をしてみると、左右差は明らかにあって
筋肉や腱の部分が肥厚し、組織が癒着を起こしている模様
そのために滑走不全が起こり、ちゃんと指の曲げ伸ばしができなくなり
痛みが残っている状態に陥っていました
そこでターゲットの筋肉や腱に電気治療、リリースを行うと
ちゃんとグーができなかったものが、左右差は軽減しできるようになり痛みは半減
その後の経過は週に1回程度の通院、3度目の施術で痛みもなくなり
無事に当院をご卒業の運びになりました
レントゲンでは骨に異常があるかないかはわかりますが
筋肉や腱などの異常はわかりません
たとえ骨に異常がなくてもこのように
筋肉や腱、靭帯などの軟部組織を傷めてしまった場合に
ほったらかしにしていたり、きちんとした初期対応や処置を怠ると
いつまでも治らない、痛みが長引くなどの原因になります
足の捻挫しかり、身体のどの部分の怪我でもですが
特に手指の部分は細かい筋肉や腱があるため
癒着などに気をつけなければ、指の可動域制限の原因になります
ちなみに子の患者さん、お名前を見てもしや・・・と思って、お聞きしたところ
小学校時代の同級生のお母さんと聞いてビックリ(>_<)