ブログ

ブログ

2018/1/25

骨がくっつけば治った事になる?

昨年の春からサッカーでスカウトを受けて

地方の高校サッカーの強豪校へ進学した患者さんが

今日、久しぶりに来院されました

平日なので余計にビックリしていると

なんでもインフルエンザと診断を受けて

強制的に寮から一時帰宅させられたということ(>_<)

それでうちに来るのもどうなのよ?と思いましたが・・・

中学時代に身体のメンテナンスさせていただき

「頑張りや!」と、送り出してからしばらくした頃

お父さんから「足首の骨折したみたいで、どう対処したらいいか?」という相談も受けていました

みさせていただいたところROM制限、下腿の筋緊張などの所見

よくよく話を聞いてみると

しっかりとしたリハビリはしていないということ

今の時期はインターバル走など、走るトレーニング中心だけど

ずっと走っているうちにターンしたりすると骨折した側の脚に

だんだん力が入りにくくなってくる、、、

そりゃそーなります、、、(>_<)


骨折は「骨がくっついたら治った」というものではありません!

むしろそこからが「スタート」です(>_<)

特にスポーツをしている人!!!


今回のケースでは

・足首の関節可動域が正常に戻っていない

・しばらく休んでいる間に、筋力が低下したままもどせていない

単純にはこれらが考えられます


その状態で元のハードな練習に戻ればどうなるか・・・?

だいたい想像できるはずです

最悪の場合には、足首をかばって動くことで

・他の部分の負荷が増えて傷める

・動作パターンが変わって、パフォーマンスが落ちる

こともあります

こうなるとレギュラーを守る事や、その座は遠のいてしまいます

焦らず、しっかり治すことは非常に大切です!!!


スポーツをされている方

足首