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2018/10/9

膝の棚障害

だんだんと朝晩は涼しくなってきましたけど

お昼はまだまだ暑いですね

この連休中は地元はだんじり祭りで、そのお手伝いもさせて頂きました

肩の脱臼を入れたりもありましたが、それ以外には大きな怪我もなく無事に終えられて

いい祭りになって良かったです(>_<)

だんじり2018

さて

祭りでご一緒させて頂いた人の中の1人に

バスケをする女子中学生がいました

走ると膝が痛い、ということで病院で検査をしたところ

膝の棚障害と診断されたとのこと

じゃあ、それでどうしたかと言えば

手術もなく、薬もなくなんの処置もなく終わってしまった

今もバスケをしているけど、プレーすると痛みが出てくるとのこと、、、

膝の棚障害とは

膝関節の関節包にあるひだ状の部分(滑膜ヒダ)の内側が棚のようにみえるので、棚と言われます

この棚がスポーツでの繰り返す動作や膝のケガが原因となって

膝の屈伸時に膝のお皿の骨と大腿骨の間に挟まったり

して炎症を起こし、痛みがでるものです

実際少し見させて頂きましたが、膝を曲げ伸ばしした時の

典型的な「パキッ」とかいう音もなく、完全に曲げ伸ばしできましたし

内側に引っかかり感や違和感もなく、

ただ痛みが内側やお皿の下の部分にあるということでした

歩行動作を見てみると、痛みのある膝に負荷のかかる歩き方をしていました

重大な疾患のスクリーニングにMRIなどの検査は大事ですが

身体にかかる負荷(運動連鎖や身体の使い方)も考慮してみることの大切さを

改めて感じた今年の祭りでした


股関節・膝・足の症状