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2019/03/22

身体の動作パターンが不調の原因

「今年の花粉はヤバい」

毎年こういうフレーズをこの時期になると聞く気がしますが

持病で花粉症がある人にとって、本当に「今年はヤバい!」そうですね

来院される方が帽子、サングラス、マスクで誰なのか判別不能な時があります(笑)

そういえばイチロー選手も引退しましたね

第一線で活躍され、日本人野手の礎を作った功績は言うまでもありません

いち野球好きとして、お疲れ様でした!と言いたいです


さて、身体の動作パターンについて

スポーツで走る、投げる、跳ぶ、打つなど動作だけではなく

日常生活でも歩く、立ち上がる、起き上がる、階段を上るなど

さまざまな動作を生活する上でしています


このなにげなくしている動作ですが

身体のさまざまな筋肉が連動して行っています

例えば、歩くということは

重心移動を左脚、右脚に繰り返して、転倒しないようにバランスを無意識で保ちながら

腕を振り、股関節・膝・足首の関節を曲げ伸ばしして前に進むことです

(こう書いてみると少しくどいですね笑)

この一連の動作パターンの中で、筋肉や関節の使い方というものが出来上がって

それがその人の「歩様」になります


この筋肉や関節でよく使う筋肉もあれば

あまり使わない筋肉もあるということになります

これが「身体の使い方」です


野球のピッチャーで考えてみると

同じオーバースローの投げ方でも

肘や肩の曲げ方や下半身の使い方で、球速や変化量が違ったり

負荷がかかり過ぎるために肩や肘を壊してしまったりします

そのためフォームが悪くて痛めたり、パワーロスの原因となっている場合には

フォームを修正する=身体の使い方を変える ことが必要になります

この身体の使い方を変えるということ

やったことのある人にはわかると思いますが、結構大変な作業で

何度も何度も意識的に繰り返すことで

ようやく習得できるものです


これは日常生活の動作でも同じ事が言えます

先に書いた「歩く」という動作や

「自転車をこぐ」という動作など

なにげなく行っている繰り返す動作で、同じ身体の使い方をしているために

負荷がかかり過ぎる、もしくは使わなさすぎて弱った筋などが

身体の不調の原因になっていることは多くあります


そういう場合には動作パターンを見直し

使いすぎている筋肉の負担を減らし

使っていない、あるいは弱った筋肉の使い方の再教育が必要です