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2017/2/28

バレエで痛めた膝

2月も終わりですね

少しずつ日が長くなり、朝晩はまだまだ冷えますが

日中は暖かい日も多くなってきました

どうやら娘の風邪をもらわずに今年の冬は越せそうです(笑)

さて、数ヶ月ぶりに来院された20代、バレエダンサーの女性

以前は足部の痛み、股関節の違和感で来院され

全身の調整、自宅で出来るエクササイズの指導

身体の使い方を指導することで改善させていただきました


その後は調子も良く、違和感もなかったようですが

今回は練習で膝を痛めたとのこと

いつものように全身の状態をチェック

すると痛めた膝側の腰〜骨盤〜股関節の動きが悪い状態

特に股関節を開く動作の制限と、曲げこんだ時のひっかかり感

大腿部後面の筋肉の緊張が顕著でした

練習内容について確認すると、特に痛めた側に負担が多いプログラムだということ

いつもの事ながら、身体はきちんと示して教えてくれます


骨盤、股関節の可動域の改善の徒手療法、大腿部の筋膜リリースなどを行い

可動域は正常値、ひっかかり感もなく動かしてもらうと痛みは軽減

逆に痛くない方の可動域の動きが悪い気になる、、、ということで

急遽そちら側の可動域も改善

膝にはほとんど触っていません

最後に前回同様、自宅で行う宿題も出させて頂きました


この宿題をしっかりやってくれる人と

そうでない人では明らかに治る早さに差が出ます

以前、運動についてもブログ「運動が症状改善に必要な理由」で書きました

例えば入院していれば、カロリー量や点滴など全てきっちり管理することができます

同じように専属トレーナーならば、一日中つきっきりで管理する事が出来ますが

そういうわけにもいきません、、、


なので

施術に加えて

宿題として出させていただくエクササイズをしてもらう事や

指導した運動量をしっかり自己管理してもらうことも

早く治すための近道になります


学生さんでよくありますが

「レギュラーが・・・」とか

「週末に試合が・・・」とかの理由で運動量を減らさない

負荷を下げないで続けてしまう子達がいます

しかし

ここで焦ってしまうと余計に治るのが遅くなったり

痛みが引いたからといって急に動いたりすると

また痛みが出てスタートからやり直し、、、

結局目標の試合に出られない、元通りの日常生活に戻れない

なんて事になってしまいます

当たり前で基本的な話ですが、「施術」と「管理」の両方が揃って早く治す事ができます