年末に向けて少し寒くなってきました
この寒い時期と言えば、いよいよマラソンのシーズンです
近所の小学校や中学校ではマラソン大会の真っ盛り
この時期にはマラソンの練習で足を傷めて来院する学生が増えます
今日は中学3年生の男子
走り込んでいてふくらはぎの内側、足の裏が痛いとのこと
これでもうだいたいの目星はつきましたが
触診してチェックすると、やはり後脛骨筋に筋緊張や痛みがありました
青い部分が後脛骨筋
ふくらはぎ内側の骨との境界辺りに痛みを訴える人は
脛骨の疲労骨折もあり得るので骨の状態もチェック
結果として骨は大丈夫で、シンスプリントと呼ばれるものでした
シンスプリントはランニングなどの繰り返した動作で
後脛骨筋の牽引によって骨膜損傷や炎症を起こしたものです
サッカーや陸上のような、走る動作の多い競技に多くみられるもので
もちろんマラソンの練習をする方にも多くみられます
微弱電流、筋膜リリースで加療、アライメントの調整をしました
練習量やアライメント、脚の使い方など(負荷)の調節は
怪我予防、傷めないためのマネジメント上、とても重要なものです