ブログ

ブログ

2017/5/9

足の捻挫と糖尿病

ゴールデンウィークも終わり、暑くなってきました

最近いい季節というのが年々短くなっている気がします


さて先日、当院の患者さんの紹介で来院された50代男性

4月頭にテニスをしている時につまづいて足部を捻挫して

整形外科を含め、他院を数件通ったがあまり経過が良くない

歩くと痛みがあり、足がよくつるようになりテニスが出来ない

ということで来院されました


問診、検査などをさせていただき

今の状態、問題について説明させていただきました

特にこの方の場合、糖尿病の既往があるということについても

説明させていただきました


持病に糖尿病がある場合、代謝異常や血流不全を起こして

傷ついた細胞へ治すための「栄養」を送ることができにくくなることで

ケガの治りは遅くなります(゜o゜)


このような場合には、患部のケアと同時に糖尿病の管理は必須になるので

そこに関しては患者さんご自身で意識的にしていただく必要もあります


さておき

問題のあった足部のリスフラン関節部にアプローチ

リスフラン・ショパール関節

腓骨、腓骨筋、足底部にアプローチ

温熱、微弱電流治療機でのアプローチ

足のアーチ調節をさせていただきました


その後、翌日テニスをしたところ痛みは出なかったというご報告をいただけました

この方だけではなく、足の捻挫で悩まされている人は少なくないです


軽く考えてほったらかしにしていたり

痛みがなくなったから途中で治療をやめてしまうことで

身体の他の部分への影響が出ている事もあります


足の捻挫はしっかり治すことをおすすめします

痛みがある部分をマッサージするだけで治るわけありませんね・・・(^_^;)