週末の花見は雨で出来なさそうですね、、、
娘とのデートがぁぁぁ、、、(T_T)
さて
古くから当院の患者さんである女性の旦那さんが
久しぶりに来られたと思ったら
なんでも奥さんが膝が痛くて動けなくなり、とある医療機関にかかってきたけども
松葉杖がなかったので貸して欲しいとの事
その日のうちにみせて欲しかったところですが
明日にでもみせてもらえるようにお伝えしたところ
翌日に松葉杖をつきながら歩いて来院
歩き方をチェック
膝が完全に伸ばして固めたままの歩き方で、曲げる動作は一切なし
その膝は医療機関で購入したサポーターで固定
次にベッドで膝の状態をチェック
内側・外側側副靭帯、前十字・後十字靭帯、半月板のテスト
全てでこれといって陽性や不安定性は出ず
痛みがあるのは膝の内側
そこで患者さんによくよく聞いてみると
先の医療機関ではレントゲンを撮ったわけでもなく
患部を見て、少し触れただけで鑑別のテストもせずに
「靭帯が痛んでいる」と言われ
診察が終わって帰る直前には
「ギプス巻きましょうか?」と言われたと、、、(‾Д‾;)
それはそれですごい話やなー、、、と思いながらも
患部に微弱電流治療機で通電
膝のアライメント、セッティングだけではなく
脚部全体のバランス調整をしてから
自分で曲げ伸ばししてもらうと、、、
「曲げられる!」
立って歩いてもらうと
「松葉杖なしでも歩ける!!!」
そのまま松葉杖を置いて帰られました♪
今回のケースだけではなく
痛めればなんでも固定すればいい、というものではないと考えています
固定をする必要があるものには、固定の仕方に工夫が必要です
固定して全く動かさないということは、血流が悪くなるということ
血流が悪くなるということは、患部への栄養供給が滞るということ
その結果として治癒が遅れたり、痛みが出たりします
管理しながら動かすことで早く治すことができます
部活などでスポーツをしている方などは特に
なぜそこに痛みが出るのか?どの様になっているから痛いのか??
きちんと病態の把握をした上で、アプローチしないと根本から改善する事は難しく
少し休んで動かさないでいたら痛みがひいた →
運動を再開してみたらまた同じところが痛くなる・・・
という悪循環になってしまいます
しかしさっきのギプス固定の話、、、
骨折の所見もないのに、、、
ただただ、ビックリするばかりです、、、(゜o゜)