ここ最近、ご紹介いただいてバレエをされている患者さんを
よくみさせていただいています
その中で感じたのは、やはり脊柱の可動性についての重要性です
皆さん柔軟性はあるのですが
その柔軟性の質が違ったり
一か所の関節の動きが悪かったり
脚を傷めたり、はたまた背中を傷めたりと
同じ動作を行っていても様々です
バレエの競技特性で柔軟性は重視されるところですが
特に重要なのは脊柱や胸郭の柔軟性
いわゆる背骨と肋骨回りの柔軟性だと考えています
(それに加えて体幹深部の筋肉も必要ですが)
例えば腕を上げる時でも、肋骨や背骨は同時に動いています
背骨や肋骨回りが硬いと特有のしなやかな動きや表現が難しくなります
腰痛の患者さんでも脊柱の可動性が悪い人は
背骨の各分節で連動がうまくできておらず
動作時に負荷がかかることで痛みが出ていることもあります
一度、背骨や肋骨の動きをチェックしてみてはどうでしょうか(^^)/