来院される患者さんは様々な「痛み」を訴えてこられます
例えば
サッカーをして捻挫した
荷物を持ち上げようとしてぎっくり腰になった
ドアに指をはさんだ
朝起きたら首を寝違えていた
転倒して手をついた・膝をぶつけたりして骨折した
事故でむちうちになった
などなど、様々な理由があります
この「痛み」が出る仕組みは、上の様な物理的な「刺激」が引き起こします
ほとんどの方はこの例のような「刺激」が原因とわかりやすいのですが
特に思い当たる原因がない・・・
けれども痛みやしびれがある・・・
という患者さんもおられます
いくつかその原因となるものはあるのですが
このような患者さんで多いもののひとつとして
「虚血」が原因となっているものです
「虚血」とは血が通っていない状態のこと
わかりやすいものとして、心筋梗塞の「痛み」です
心臓の筋肉を動かすための動脈が狭くなる、もしくはつまってしまうことで
血が通わない=酸素が不足した状態
になると激しい痛みが伴うというものです
このように血が通わず、低酸素状態は痛みの原因になります
肩こりで感じる痛みも筋肉が過緊張して血流が悪くなることによります
スポーツをした後の筋肉の痛みなどもそう
腰痛の原因になっていることもあります
じゃあ
こういった虚血からの痛みを改善するにはどうするか?
それは・・・
「血流を良くすること」です
しかし
良くするだけではなく、なぜそこの血流が悪くなるのか?
その原因を探って改善しなければ、きちんと治すことはできません